中上級クラスのサンプラーキルトです．大きさは150cmx150cm．ちょっと小ぶりです．同じクラスの方は，みんなもう少し大きいと思います．
　サンプラーキルトとは，パッチワークのいろいろなパターンをお勉強するために作ったブロックを一枚のキルトに仕立てたもので，今回のサンプラーキルトには９枚のブロックが使われています．実際は，あと２，３枚ブロックを作りました．一枚のブロックは25cm角．それらを，どのようにセットしてまとめるか，というのも自由でした．自由というのが結構大変で，同じブロックでも並べ方や，その回りや間にどのような色の布を用いるか，また，アップリケなどを施してさらに豪華にするか，などなど，デザインは無限です．事実，同じクラスの４人，全く異なる作品になりそうです．
　私のは，一つ一つのブロックが箱に入っているように見せる枠で囲み，それを中心に据えたブロックをぐるっと囲むように並べてみました．実際の計算がかなりややこしかったです．そして，一番外側には，5cmx5cm と 5cmx7.5cm のログキャビンを交互につなげて縁取り風にしました（ボーダーと言います）．
　このログキャビンは，ペーパーピーシングと言って，この図案を書いた紙に布を縫いつけていく方法で作りました．一枚一枚が小さくて枚数も多いので大変でしたが，それでも，この方法を使うと，かなり正確にそして思ったより早く出来ました．縫い上がった時点で，裏の紙をビリビリ破くのですが，これに半日ほど費やしてしまいました．
　キルティングの作業に入る前に，中心部分だけでも，キルトラインを入れておきたいと考えています．